2009年06月10日
今日は江戸硝子の歴史を・・・
江戸硝子の歴史を調べています。残念ながら、素人にはなかなか難しい。
調べようにも文献すらよくわからないのが実情です。
中途半端ですが、確実そうなところを途中報告まで。。。
享保十七年(1732年)刊の三宅也来の『万金産業袋(ばんきんすぎわいぶくろ)』という百科事典のような本に、職人が硝子を吹いている様子が記録されています。
硝子タネを鉄のサオで取って、土で作った型に吹き込んでいる様子が書かれているらしい。(いまとほとんど同じですね)
他にも簪や筆の軸もガラスで製作。
そして画像は、喜多川歌麿(1753?-1806)の浮世絵<ビードロを吹く娘>です。
切手にもなったらしいので、ご存知の方も多いのでしょうか?
浮世絵にはガラス(びいどろ)が意外と多く描かれています。
江戸初期はかなり高価だったようですが、歌麿が活躍した頃には庶民的になっていたのでしょうか?
WEBで調べていても、情報が散らばっていてなかなか難しいです。
『万金産業袋(ばんきんすぎわいぶくろ)』は、古本屋さんで発見したので買っちゃいました。
他にも買いたい本があるのですが、絶版で古本屋さんにもない状態。
出版社に聞いたら、
「絶版で在庫もないので難しいです。図書館で聞いてみるといいですよ」
と言われました。(丁寧な優しい感じの方です)
以下、本の到着と続報をお待ち下さい。
To be continued
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