2010年06月24日

ゆく河の流れは絶えずして、しかももとの水にあらず

ゆく河の流れは絶えずして、しかももとの水にあらず。
よどみに浮かぶうたかたは、かつ消えかつ結びて、久しくとどまりたるためしなし。
世の中にある人とすみかと、またかくのごとし。
たましきの都のうちに、棟を並べ、甍を争へる、高き、卑しき、人のすまひは、世々経て尽きせぬものなれど、これをまことかと尋ぬれば、昔ありし家はまれなり。
あるいは去年焼けて今年作れり。
あるいは大家滅びて小家となる。
住む人もこれに同じ。所も変はらず、人も多かれど、いにしへ見し人は、二、三十人が中に、わづかにひとりふたりなり。
朝に死に、夕べに生まるるならひ、ただ水のあわにぞ似たりける。
知らず、生まれ死ぬる人、いづかたより来たりて、いづかたへか去る。
また知らず、仮の宿り、たがためにか心を悩まし、何によりてか目を喜ばしむる。
その、あるじとすみかと、無常を争ふさま、いはば朝顔の露に異ならず。
あるいは露落ちて花残れり。
残るといへども朝日に枯れぬ。
あるいは花しぼみて露なほ消えず。
消えずといへども夕べを待つことなし。
                  方丈記(冒頭) 鴨長明


ゆく河の流れは絶えずして、しかももとの水にあらず。
これしか覚えていませんでした。
中学だか高校の頃は全部覚えていたけどね・・・

時の流れは戻らない。
Back Dateなんてしようとするから。

時々刻々。
刻の移ろいは、残酷なものですね。


もっと読みたい方は
方丈記:尾上八郎解題、山崎麓校訂
こちらを

at 18:19│Comments(18)TrackBack(0) 名言 
トラックバックURL
この記事へのコメント
1. Posted by mu.choro狸   2010年06月24日 18:46
うーん、逆に時の移りが事を解決するってのもありかな。


★mu.choro狸さんへ
ですね!
時間とともに解決していくことって多いです。

でも、いまの私の状況は・・・
2. Posted by スーパーサイドバック   2010年06月24日 18:54
こんばんは
いつもどうもありがとうございます♪

方丈記はタイトルと作者くらいしか知らず
中身はまったくでした
時は金なり・・・ちょっと違うか(笑)

またよろしくお願いいたします♪


★スーパーサイドバックさんへ
こんばんは〜!
こちらこそいつもありがとうございます。

理系なのに方丈記と鴨長明を覚えているだけでもすごいと思いますよ

「時は金なり」
というよりも
「栄枯盛衰」
のほうがしっくりくる内容です。
3. Posted by みゆきママちゃん   2010年06月24日 19:33
テレサ・テンの時の流れに身をまかせを思い出したわ〜
私、中国語で歌えます
ヨシュ〜ワ〜ツンツン〜ウォチ〜ワイチザィフォニー〜シガジンガィガィラィニ〜ディ〜ツィ〜ザイフォニィー・・・みたいな?カタカナは難しいアルネ〜
(● ̄▽ ̄●;)ゞぽりぽり


★みゆきママちゃんさんへ
そういう歌ありましたね〜
私も昔は中国語で歌えましたよ。
20歳ころのことなので、さっぱり覚えてないけど(笑)
4. Posted by ゆっきー   2010年06月24日 19:42
これを読んで、私は
ブラッド・ピットの「リバーランズスルーイット」という映画を思い出しましたよ。
あれも、良い映画です。(こち兄さんは観ましたか?)

ところで、こち兄さん!方丈記(冒頭)を全部覚えていらっしゃったんですねーっ!!
こち兄さんは、優秀なんですね^^


★ゆっきーさんへ
「リバーランド・スルー・イット」って釣りの映画でしたっけ?
途中で寝てしまった記憶が・・・

私は国語好きだったので、徒然草とか他にも色々と覚えてましたよ(ぜんぶ冒頭だけ)。
何の役にも立たないし、すっかり忘れてしまっていますけど・・・
5. Posted by pao   2010年06月24日 19:44
昔考えたことがあります。
なぜ老いというものがあるのか。
老いを感じないと死はもっと怖くて悲惨なものになると言うことです。


★paoさんへ
なるほど〜
そういうことは考えたことなかったです。
老いは死の準備期間ですか?
若くして亡くなると、周りの人たちの悲しみも大きいでしょうねぇ
6. Posted by ティーグ   2010年06月24日 19:48
私も冒頭の一文しか覚えて無かったです。
鴨長明って鎌倉時代初期の人ですよね。
ちょうど平家物語が出来上がっていった頃と同じ時代ですかね〜。
時代背景的に同じような意味なんでしょうかね。


★ティーグさんへ
鎌倉時代って不思議ですよね。
親鸞や日蓮も登場して、仏教が大衆に広まった時代。
貴族支配が終わって、武士の時代へ。
価値観の転換期だったのかもしれませんね〜
7. Posted by matsuyama   2010年06月24日 20:04
方丈記、そういうのもあったね。

これで言いたいことわかりますよね。
日本史苦手だったんですよ。
こちくんさんよく知ってますね。えらい。


★matsuyamaさんへ
歴史苦手だったんですか?
ブログの内容から、古典や歴史がお好きなのかとばかり・・・

私は授業を聞かずに教科書を熟読していました!
なので、知識は教科書の範囲を超えない程度しかないんですよ
8. Posted by みき   2010年06月24日 20:44
こんばんは♪

今日の苦手〜  
難しいのは みきの頭に入らない仕組みになってます

でも多分みきだけで、他の皆さんは大丈夫ですよん

みきも ちとランキングに首を突っ込んでみました
久しぶりです〜。


★みきさんへ
こんばんは〜!

苦手でしたか。
まぁたいしたことが書いてあるわけでもないんですけど。。。
とっつきにくいですよね。

ランキングも復活しましたか!
よかったです♪
9. Posted by とんみ   2010年06月24日 21:28
無に近いほど記憶から吹っ飛んでいます。^^;
時の流れは美しく聞こえますが、実は残酷なとこありますね。


★とんみさんへ
残酷なときと、優しいときと。
両方でしょうね。
っていうことは心のもちようなんでしょうか?

この返事を書きながら、ちょっとシンキングタイムに入ります(笑)
10. Posted by yhumy*   2010年06月24日 21:54
う〜む。。。。
深い内容ですね〜。
そういうものだと分ってしまえば、なんの事もないのでしょうけど、これを悟りと言うのかな??
無常であると、常に変化変化、執着をなくしてしまえば
楽なんだろうな〜Oo。。( ̄¬ ̄*)ぽあぁ~ん。。


★yhumy*さんへ
私もあまり意味はわかりません(笑)
悠久のときのながれと儚さ。
そんな感じなのではないでしょうか???
11. Posted by boomin   2010年06月24日 22:07
確か遠〜い昔に覚えたはずだけど…
最初の一行を読んでなんとなく思い出した。
でもなんとなく覚えていただけで
これが方丈記の冒頭だと言うことは忘れていましたね(^^ゞ


★boominさんへ
私も冒頭だけしか覚えていませんでした〜
まぁ内容もうろ覚えで記憶にありましたけど!
なかなかやるでしょ?(笑)
12. Posted by キョロ   2010年06月24日 22:49
そんなもの、覚えるんですか
キョロは中学生なので、まだその試練に立たされていないようで…
まぁ、その時になったら、頑張ります


★キョロさんへ
こんなの覚えなくてもちゃんと進級できるから大丈夫ですよ〜
百人一首と似たようなものですよ。

まだ古典の授業はないんですか?
文法などになるとややこしいです
がんばってくださいね〜
13. Posted by 杏仁豆腐   2010年06月24日 23:50
人の身体も、同じようでいて、毎日、細胞が生まれ変わってます。

2年で丸ごと、入れ替わっているそうです。

頭の中も、ちっとリフレッシュしてる、・・・感じがしませんねぇ。


★杏仁豆腐さんへ
あっ、それ聞いたことあります。
2年で細胞が全部入れ替わるって不思議な感覚ですよね。

私も頭の中は、年々腐ってきている気がします(笑)
14. Posted by みゆきママちゃん   2010年06月25日 03:26
お早うで〜す
今頃はテレビの前だね
さっ!!
こっちもあっちも応援しまくりだよん(*^^*ゞ


★みゆきママちゃんさんへ
はい!
この時間はTVに集中していました〜
応援しまくりですね
15. Posted by    2010年06月25日 07:01
テレサ・テンのあの歌は
ここから来てるのでしょうか?(・・;

勝ちましたね
悪い嫁は付き合えませんでした


★幸さんへ
テレサ・テンはどうなんでしょう?
ちょっと似てますよね。

勝っちゃいましたね〜
まぁ普通はねんねの時間ですから
16. Posted by 茶々   2010年06月25日 08:05
川は流れて どこどこ行くの
人も流れて どこどこ行くの〜♪

ふと、喜納昌吉の『花』を思い出しました。
泣いたり笑ったりして
いつの日か花を咲かせたいものです。

日本、快勝しました!!


★茶々さんへ
沖縄民謡?
ちょっと検索しちゃいました(笑)
民主党の参議院議員なんですねぇ
色々な人がいるもんですねぇ

試合は見ましたか?
面白かったですね〜
17. Posted by 薄荷グリーン   2010年06月25日 13:17
こんにちは!

わたしもこの一節しか知りません。
諸行無常の具体例を一杯リストアップしてる感じなんでしょうか。

わたしは登場してる俳優全員が既に亡くなって、もうこの世界には誰も居なくなった映画、云うならばあの世からの映画なんかを観た時に、諸行無常を感じます。


★薄荷グリーンさんへ
こんにちは!

諸行無常のリストアップ?
言われてみればそうですね。
面白い表現ですねぇ

故人だらけの映画。。。
わかる気がします。
楽しげな場面でも、なんともいえない哀愁が漂っちゃいますよね。
18. Posted by 狼皮のスイーツマン   2010年06月26日 16:16
さりげなく博学ですね
『方丈記』
まだ読んでません


★狼皮のスイーツマンさんへ
さらっと目を通しただけですよ。
内容はサッパリです。
難しかったので断念です。
この記事にコメントする
名前:
URL:
  情報を記憶: 評価: 顔